2011年8月24日水曜日

株式と同様の取引ができる、ETN(指標連動証券)。新しい金融商品としてのメリット

今回、東京証券取引所で新しくETN(指標連動証券)が取引できるようになりました。
今日から順に約10銘柄が上場するようですね。

似た名前の金融商品としてはETF(上場投資信託)があり、ETFと同じように、ETNも証券会社で注文ができるんです。

ETNのメリットとは。
投資対象が広い
なぜなら、ETFETNのメカニズムの違いにあります。 ETFと違い、
現物株を買わなくても組成できるということ。
つまり、実際の資産(株式、債券など)を組み入れるのが難しい新興国の通貨や資源などの指標を取り入れた商品の取引が可能ということ。

リスク商品は、ある程度の資産、取引実績が必要で、取引時よりも価値が下がれば
追証などのペナルティも発生してしまうため、投資信託やFXなどは初心者が投資する際にはちょっとハードルが高いかもしれない。

でも、ETFや今回のETNに関しては、初心者でも取り組みやすい、
(むしろ、指標が分かりやすいし、変動リスクもそこまで大きくないため、
小額でチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。)

株式市場は、(とくに日本の市場)ライブドアショックで冷や水を浴びれられ
長らく低迷し、その後の不動産好景気で勢いを取り戻しつつあったときに
アメリカのリーマンショック、ギリシャショック、日本の震災、ユーロ危機、
中国バブルと今まで溜め込んだリスクが爆発しているが、
資源(金など)は、反対に相場が上昇しつづけているし、金融商品が廃れているわけでは
ないので、余剰資産の投資先として、ETNを一度考えてみてはいかがでしょうか。